
どうも。ハマちゃんです。今日は僕も通った寿司職人の養成学校について解説します。
❶寿司学校(東京すしアカデミーのコースと学費)
❷寿司学校(飲食人大学のコースと学費)
❸寿司学校の実態(体験談)
❹寿司学校に行くメリット・注意点
目次
寿司職人の養成学校を比較解説
知らない方も多いかと思いますが、日本には寿司を勉強できる学校があります!
僕も通った飲食人大学、そして東京寿司アカデミー。
この2つの学校が今この日本で認知されている寿司学校です。今回は簡単に両校を比較してみます。その後、僕の通った飲食人大学について体験談をもとに実態をお伝えします。
寿司学校(東京すしアカデミー)

まずは東京すしアカデミーの特徴についてです。ざっくり飲食人大学との違いを説明すると、メインコースの在学期間の違いがあきらかです。
インターン研修付き 8ヶ月コース
- 入学金 – 15万
- 学費 – 150万(税別)
- 特徴 – インターン研修期間4カ月の間最大65万円の給与がもらえる
メインはこの『インターン付き8ヶ月コースが1番人気のコース
』のようです。8ヶ月中2度
にわたり実店舗での実務経験がつめる
このコースは実際に寿司学校に通った経験者目線で言うとすごくありがたい事です。
実店舗での実践経験を積むことで確実に短期間で即戦力の寿司職人へ成長できますね。いくら実践型の学校とは言え、やはり学校と実務とではギャップがあります。そのギャップに在学中に気付けるのと、そうでないのとではその後のキャリアに差がでます。
集中特訓 2ヶ月コース
- 入学金 – 15万
- 学費 – 60万(税別)
- 特徴 – 2ヶ月と言う短い時間の中でみっちりと実践練習をつめる
学校を卒業したらすぐにお店を開きたい方や、働きたい店が決まっている方。又飲食店で働いた経験がある人などはこのコースがいいかもしれません。やはり経験してきた事は職種が違えど活かせます。
別の飲食店から寿司屋に職種を変えるのは今後のキャリアアップや仕事の幅を広げるには持ってこいです。
週末特訓 週1回11ヶ月のコース
- 入学金 – 15万
- 学費 – 60万(税別)
- 特徴 – 週に1回と手軽に寿司の技術を学べる
魅力的なのは手軽さですね。週に1回でしたら仕事をしながらでも、家事や育児をしながらでも在学が可能です。その為、手に職を付けたいと本気で考えている方には少し物足りないかもしれませんね。
寿司学校(飲食人大学)

次に大阪を中心に展開している飲食人大学の特徴についてです。
鮨マイスター専科 3ヵ月(昼)
- 学費 – 80万円(税別)
- 別費用 – 制服、教材費等で4.9万円かかる
- 特徴 – 3ヶ月の間、ひと月事に段階を踏んで超実践型の練習がつめる。
メインはやはり寿司マイスター専科の昼コース
のようです。東京寿司アカデミーと大きく違うのはメインのコースの在学期間。飲食人大学にもインターン制度はあるようですが、別のコースつまりオプションとして設けられております。
鮨マイスター専科 3ヵ月(夜)
- 学費 – 60万円(税別)
- 別費用 – 制服、教材費等で4.9万円かかる
- 特徴 – 授業時間や扱える魚種の違いから昼コースとの金額で差別化されている。
夜間での授業の為、限られた時間と食材の中ですが基本的に昼のコースと一緒の環境で寿司の勉強ができます。又夜間での授業の為、会社勤めの方でも入学がしやすいです。
プロキャリアプログラム
- 費用 – 3ヶ月 / 75万円
- 費用 – 6ヶ月 / 120万円
- 費用 – 8か月 / 135万円
- 特徴 – 鮨マイスター専科のオプションコース。
このオプションコースの強みはやはり直営店のミシュラン掲載店『鮨千陽』にて実務経験が積める
こと。
東京寿司アカデミーのようにお給料が貰えるわけではないようですが、実際に一定の評価を得た店舗での実務、運営の知識やお店のコンセプト理念等も学べるようです。
寿司学校の実態(体験談)
ここからは母校である飲食人大学に通った僕の経験談から実態をまとめます。飲食人大学在学当時の様子をもとに説明します。
飲食人大学は現場で即戦力となる人材を短期集中で育てる事
を目的とした寿司の専門学校です。
Q.どんな人がいるか
これは本当にその都度色んな方がいてると思いますが、約3年前の僕の在学中のメンバー。
貿易会社社長、クラブのママ、高校卒業して留学前の19歳、余生楽しみたい72歳、ハワイでの仕事を控えた技術習得志願者、フレンチシェフ etc..こんな方々でした。。
男女比率は半々のイメージです。たまに女子の方が多かったりとかもあるみたい。
最近は外国人の方
も目立つようになってきたとか。
Q.誰でも入学できるか
基本やる気があれば誰でも入学可能
だと思いますが、入学前に講師との面談があります。
というのも、卒業後にしっかりとした飲食の現場で通用する人材を育てる学校の為目的意識の違いがある方は入学を断っているとか。。
Q.全くの素人でも大丈夫か
大丈夫です。やはりそこをなんとかするのが学校です!
もちろん意識レベルの違いによる技術の差は生まれます
が基本的な料理技術、寿司を握る動作等は確実にできるようになります。まじめにやればの話です。
Q.先生はどんな人か
先生は見た目でかくて恐い方が1人いますが、本当に生徒思いで優しい先生です。個人を見てその人にあった指導方法や相談にも乗ってくれます。
その他にも有名料亭やホテルなどで長年活躍されてこられた実力のある先生方が揃っています。
Q.千陽に入社できるか
千陽に入れるかどうかは本人の技量や気持ち次第
です!どうしても入りたいと言われる方を断る事はしないのではと思います。僕も千陽出身ですので、本気で気になる方は個別にご連絡でも下さい!!
寿司学校に通うメリット・注意点
僕の場合、寿司学校に通った事で人生が変わりました。寿司学校はそれくらい大きな人生の分岐点とすることもできる希望に溢れた場所です。
そんな寿司学校に通うメリットと注意点をお伝えします。
寿司学校に通うメリット
寿司が握れるようになる
個人差はありますが、単純に寿司の基本的なスキルが身につきます。
仲間ができる
異業種の仲間ができその仲間と協力し切磋琢磨し個人を磨くという貴重な経験ができたのです!社会人になってからはきっかけがなければ異業種の人と知り合う機会も少ないかと思います。
寿司職人として活躍するきっかけ作りになる
普通であれば路面の寿司屋さんや、寿司屋チェーンなどで技術を学ぶしかありません。いきなりお店に飛び込むと通常業務に追われて寿司の勉強が捗らなかったり、自分に合わないと感じてしまうこともあります。
寿司学校では自分のセンスや、自分に合うかどうか、好きかどうかなど自分ベースで勉強ができるので、寿司を始めるきっかけ作りとしてはすごくハードルが低いです。
寿司学校に通う上での注意点
個人的に寿司学校に通う上でのデメリットは何も感じていません。注意した方が良い点はあります。
目標がないとしんどい
先の事を漠然と考えて入学するとしんどくなります。小さな目標でもいいので3ヶ月後の自分をイメージして逆算しながら努力を続ける必要があります。
色んな人がいる
メリットの点でも挙げましたが、本当に色んな人がいます。異業種との交流もできる一方、話しがまとまらなかったりもたまにあります。そんな中でも自分の目標に向かって、邁進できる強い気持ちを持ってないと人に流されてしまいます。
寿司を握れるようになった後の事
結局は現場で活躍できるスキルや知識を卒業後も勉強し続けなければ、活躍の場は広がっていきません。
寿司職人の養成学校を比較解説(まとめ)
これから寿司を勉強してみようと思う方々へ向けてアドバイスです。
飲食人大学又は東京寿司アカデミーに通い寿司を握れるようになることは全く難しい事ではありません
。
むしろ簡単にできてしまうかもしれません。
一般的に卒業後、寿司店に就職できたとしても、半年や1年で寿司を握る機会が持てない
という事実があります。そこで今一度寿司と自分を掛け合わせて、どうなる為にどう行動するのか
を考えてみて下さい!
自分の人生を寿司で変える覚悟があるか
。
自問自答してみてください。夢に向かって共に頑張りましょう(^^)
学費や期間はどれくらいですか?メリットや注意点なども教えて下さい!!