【貝好き必見】イタヤ貝の味や旬を解説

豆知識



悩む人
イタヤ貝ってどんな貝ですか??
教えてください!

どうも、ハマちゃんです。今日はイタヤ貝と言う貝についてご紹介していきたいと思います。

ーこの記事を読むとわかる事ー
❶イタヤ貝の見た目
❷イタヤ貝の生態
❷イタヤ貝の名前の由来

【貝好き必見】イタヤ貝の味や旬を解説

イタヤ貝の味や見た目の特徴などを解説していきます。

知っている人もたまにいますが、正直あまりメジャーな存在ではありませんが、非常に味が良くホタテに似ていますがホタテとはまた違う味わいが楽しめます。

結論から言うとイタヤ貝は非常に美味しい食材です。

ホタテに似ていますが、小柄な貝ながら貝の味が濃いです。そして何より他の貝と違い、火を通してもそんなに固くなりません。他の貝は火を入れると縮んで固くなります。

しっかりした貝柱を持ちホタテに劣らず美味しいです。

そんなイタヤ貝の美味しさと特徴をこの記事をきっかけに知っていただけたらと思います。

イタヤ貝の見た目

一般的な二枚貝であるホタテ貝やヒオウギ貝に見た目は似ていますが、模様や色、形も若干違います。

ガソリンスタンドの「シェル石油」のマークに最も近い貝かもしれません。イタヤ貝は大体10cmくらいの大きさになります。片方の殻(上)は平らな形をしていますが、もう片方の殻(下)は少しアーチを描くように膨らんでいます。

色は上の殻は個体差がありますが、紫色の物や茶色の物が多いです。逆に下の殻は白い物が多いですが、中には一部紫がかったものや、全体的に紫色や茶色い縞模様のものなどもあります。

貝殻の形や色が綺麗なので、装飾の材料としてAmazonなどで売られています。

ホタテとの見た目の違い

ホタテとよく似たイタヤ貝ですが、貝殻の形や大きさでホタテと見分けることができます。

イタヤ貝の貝殻には太い放射筋が8~10本あります。それに対してホタテは細い放射筋が20本以上入っています。大きさはイタヤ貝は10cmぐらいの小型の貝なのに対して、ホタテは大きなもので20㎝程度にもなります。

イタヤ貝の生態

イタヤ貝は北海道以南から九州と広い地域の、水深10メートル、深い場所で水深100メートルの砂地に生息し、プランクトンを食べて成長します。

意外にも高い遊泳能力を持ち、貝を開閉させて水圧を利用して泳ぎます。

不思議な生態ですがイタヤ貝はとれる数の増減が激しいようです。大量発生したり、全く獲れなかったりと謎の多い生態を持ちます。ホタテと違い、養殖が難しく資源量が安定しない為、活きた状態ではなかなか市場に出回りません。

よくボイル処理された物が売られています。

イタヤ貝の旬

生態がホタテに似ていることもあり、ホタテの旬と似た特徴を持つと言われています。

イタヤ貝の産卵期が冬である事から、産卵前の秋と産卵後に身に栄養と蓄えていく春から初夏にかけてが味的には良くなるとされていますので、旬は産卵後栄養を蓄え始めた春先〜秋頃と言えるでしょう。

今この記事を書いているのは6月末ですが、最近仕入れているボイルのイタヤ貝は柔らかい上に、味が濃く美味しいです。ちなみに産地は青森県でした。

雄雌同体

ホタテと違い、イタヤ貝にはオスとメスの区別がありません。

その為、ホタテにあるオスとメスでの生殖巣の色の違いはありません。ホタテは産卵前の生殖巣も美味しいと言われたりもしますが、イタヤ貝はサイズが小さいので主に可食部として貝柱と貝ヒモが食べられます。

ー日本のホタテー
ホタテの仲間は通常雌雄同体ですが、日本のほたては雌雄異体です。
白い卵は雄で、赤い卵は雌になります。産卵期が近付く12〜3月に大きく膨らみます。

イタヤ貝の名前の由来

イタヤ貝は漢字で書くと「板屋貝」と書きます。

板屋は板ぶき屋根のことで、イタヤ貝の貝殻模様が板ぶき屋根に似ている事からこの名がつけられました。「いたら貝」とも呼ばれることもあります。また、貝殻の丸みを利用してひしゃくの代わりに使われる事から「柄杓貝」(ひしゃく)、または「杓子貝」(しゃくし)という別名もあります。

地方名が多いことから昔から馴染みのある貝だったと言われています。

イタヤ貝がモチーフの家紋

「貝紋」と言う貝殻をモチーフに作られた家紋もいくつかあり、昔からイタヤ貝を含む貝殻の美しさや保存性から、多種多様な用途で使用されたようです。

イタヤ貝の殻は武士の兜を後ろから見た姿に似ていることから尚武的(武道・軍事などを大切な物と考える事)な意義で用いられるようになったようです。他にもサザエがモチーフの家紋や、ウニがモチーフの家紋などがあるようですが、紋章としてはイタヤ貝やホラ貝の家紋が有名です。

イタヤ貝ではありませんが、戦国時代に合戦における戦陣の合図や戦意高揚のためにホラ貝が鳴らされているイメージありますよね。

それだけ昔から貝は食用だけでなく、装飾や魔除、家紋に至るまで重宝されていたのです。

【貝好き必見】イタヤ貝の味や旬を解説:まとめ

話がそれましたが、イタヤ貝がどんな貝なのかは少しわかっていただけたかと思います。

養殖が難しく、大発生することもあれば、まったくいなくなってしまうこともあり、漁獲量が当てにならないので、ホタテと違い安定流通が出来ないのが欠点です。

しかし、食べる機会があればぜひ食べていただきたい食材の一つです。機会があれば食べてみてください!